三本松茶屋の気象観測データ
昭和20年から三本松茶屋の店主が代々引き継いできた気象観測データです。
奥日光の気象観測は、昭和18年(1948)10月1日に中宮祠観測所(現在の住所:日光市中宮祠2478-12)が設置されたことで始まりました。その後、昭和20年(1950)に林野庁(営林署)の仕事を受けて戦場ヶ原の気象観測(午前9時時点の気温と24時間以内の最高・最低気温)を始めたのが、三本松茶屋です。
その後、主管が営林署から宇都宮地方気象台に移行してからも三本松茶屋の店主が引き続き記録を取り続け、その当時は1週間分のデータをまとめて報告を続けてきました。平成9年(1997)3月1日には、旧中宮祠観測所(旧中宮祠測候所/旧日光測候所)が日光特別気象観測所(中宮祠2478-12)として無人化されたことで、宇都宮気象観測台への気象データが自動配信となったため、三本松茶屋の役割は終わりました。
ただし、代々三本松茶屋の店主が引き継いできた気象観測は、今現在も続けられており、2004年からは自動気象観測器とライブカメラを導入し、現在はホームページ上でライブ映像と気象情報を配信しています。また、関東地方(人家のある場所)で最も早く観測されるといわれる奥日光の『初霜/初氷』については、約25年前から報道機関への情報提供を行ってきています。
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過去の初霜・初氷の記録(近年分のみ)
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